1級建築士に再試験制度?

昨日の読売新聞を始め、このような記事が掲載されていました。耐震偽装等防止のためって言うなら、医療ミス防止のために医者にも同じように再試験制度をやってもらいたいし、年金納入に関わるミスとか政治資金運用に関わる不手際とかがある政治家全体にも試験をして欲しいと思うけど。実際、再試験をして、仮に1級建築士が激減したとしたら、ある一定以上の建築物を設計できる人間が極端に限られて、その人たちにそれらの仕事が集中して、人手不足になり質が落ちて・・・といった悪循環になるのでは・・・ それだったら今、建築士会でやってる専攻建築士制度の方がよっぽど現実的だと思います。構造や設備などの専門分野を分けてとかいうのも、専攻建築士制度では既にやってることだし。一応、毎年自主的に勉強している分をポイント換算して、実務状況も報告した上で、専攻建築士として登録するわけだから。ただ単に試験だけして、実際にはこれといった仕事をしていない人だけが残ってしまったらどうすんだろ。ともかくそれのために試験勉強常にしなきゃいけない状況になったら仕事どころじゃなくなると思います・・・