20年目の鈴鹿決勝
トップを走っていたミハエル・シューマッハ(フェラーリ)が残り15周のところでエンジンブローでリタイヤ。2000年フランスGP以来のミハエルのエンジンブロー。6番グリッドスタートから2位までポジションアップしていたフェルナンド・アロンソ(ルノー)が無難にまとめて鈴鹿初勝利。これによって、最終戦ブラジルGPで、ミハエル優勝かつアロンソ無得点の場合のみミハエルのチャンピオンというコトに。2位でフィニッシュしたフェリペ・マッサ(フェラーリ)の頑張りがあれば、もう少し結果は変わっていた? 3位はジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)。木曜日に親友を亡くしたというコトでシャンパンファイトはなく、表彰台でも涙を流してたフィジケラ・・・
佐藤琢磨(スーパーアグリ)は堂々の15位完走。開幕戦と比べれば・・・ でももっと前で戦って欲しい・・・ 山本左近(スーパーアグリ)も完走を果たし、地元凱旋の鈴鹿でスーパーアグリは2台揃って完走。
さて次戦は最終戦ブラジルGP。セナの故郷でのグランプリで、セナは誰にチャンピオンを与えるのか・・・ そして誰に勝利を与えるのか・・・ 昨年の勝者モントーヤは既にF1から去りましたが、ブラジル人ドライバーのマッサとルーベンス・バリチェロ(ホンダ)の2人が地元凱旋。バリチェロはブラジルではあまりいい結果は出ていない印象ですが、ジェンソン・バトン(ホンダ)がハンガリーGPで初優勝を飾ったコトもあり、次は自分がホンダ2勝目を挙げたいはず。2006年、ミハエル・シューマッハ勇退の年の最終戦、注目です。